2009年07月04日

BUCK-TICK : Tour 2009 memento mori(1)

BUCK-TICK の 2009年のTOUR、memento moriも7月2日のNHKホールで
無事、幕を閉じた。

感動、感銘、感悦、感嘆。

どう表現したら、感じた事を表せるのかが分からない。
あえて言うなら、この4つの単語だろう。


ステージを覆う幕は、バンド側が用意するならば黒、会場のものを使うなら赤い色だった。幕が上がるとセンターに白い球体が現れる。鋭い音がなり、何かが始まるようなSEが始まる。PA席あたりからプロジェクターで、青い地球(もちろん中心は日本)が映し出される(いろいろ位置的に問題が合ったけど)。モノクロの雲に地球が覆われ、回転して行く様に見せる。目、アンモナイト、ハイビスカスが移し出される。ダンスリズムに合わせて映像が展開して行く。内容としては、これからやる曲のイメージ映像と言うところだろう。此処でセットリストをバラすのもどうかと思ったが。「memento mori」(曲)のリズムとメロディが絡んで行く。イタリアの幼いキリストをマリア像(名前は知らない)に、ボッティチェッリの「プリマヴェーラ」、「カモメのジョナサン」だからカモメ、砂漠に犬らしき影(Cayote?)自動車が行き交うトンネル、手の影、飛び散る血(Johnasan〜)、十字架の影、メンバーの顔に木の枝が絡み付いている画像、、、追加になった、月に宇宙(セレナーデ、GALAXY?)にスパイダー(スパイダー)。


この辺りでメンバーが登場する。

最後は炎に燃やされ、櫻井敦司の顔が映し出され、その顔が髑髏に変わって行く。

真っ赤な夜」のイントロが始まり、広報のセットである十字架から強烈なストロボの光がスモッグを照らす。Aメロを櫻井敦司が歌いだすが、その姿はまだ無い。Bメロに入るところで、髑髏が映し出されたままの球体中心から左右に放たれる。そこに、赤いトレンチコート(OR 黒別珍のロングコート)を来た櫻井敦司が登場する。櫻井敦司が歌いながら、ステージ前方に歩き出したときに、球体はスタッフにより回収される。ひな壇のセンターの下に回収できる扉が用意されている。(ちなみに、櫻井敦司は球体に他のメンバーの登場と同じタイミングで後方の入り口から入っている)ステージが真っ赤に染まり、客席も真っ赤に染まる。スポットライトも赤。

セットはドリス式のようなオーダー(円柱)が7本?オーダーの上に貝殻のような柄。いまいち意味が分からなかったが、色が緑っぽく錆びれていたので忘れ去られた廃墟的イメージ?思った。オーダーが7本、つまり、ステージの後方は5面あるのだが、そのうちセンターの3面に台に乗った巨大な十字架(センターのが一番巨大)。十字架と言うよりは、墓のイメージなのかと、途中で思ったりもした。オーダーをつなぐ梁(?)には、ヒエログリフ(古代エジプトの象形文字)で文字数と繰り返しから予想するに「memento mori」「BUCK TICK」と書かれていたようだ。雛壇(ステージ後方のドラムとベースの高くなっている立ち位置)には、左右と前に階段が設置。おそらく、後方にも階段が二つ設置されていると思われる。天井部分は、ドーム型で照明が大量に埋め込まれていたのは言うまでもない。また、その天井を覆うのが複数のモニター。1個分の間隔を空けて設置されていたように思う。

Les Enfants Terribles」では、ジャンプジャンプジャンプ。ギターの二人がセンターで櫻井敦司に寄り添い、スポットライトを浴びる姿は必見(しかもギターが左右対称だから綺麗な絵になる)。櫻井敦司は太ももを高く上げていたり、足でグーパーと跳ねていたり。ツアー後半に少し痩せた印象を受けたが、あのジャンプを真似ればもしかして!と思ったり。櫻井敦司と今井寿のツインヴォーカルスタイルの曲であるが、櫻井敦司は自分のパートを歌い終えると、後方で待機で今井寿が歌う。今井寿は黄色とか黄緑色とかそんな色の照明のイメージ。最後のヴォーカルのみの「骨までしゃぶって〜」のフレーズは赤く櫻井敦司を照らす。コーラスは今井寿と星野英彦が務め、その時櫻井敦司は客席をあおる。

曲が終わり、拍手で包まれた客席に、櫻井敦司が拍手をあおる。
十字架のストロボが容赦なく客席を照らし、メンバーの影とスモッグが見える。ダンスのリズムが始まり、樋口豊は客席へ大きく手を挙げる。今井寿はテルミンに向かって4拍子で音をならし、ストロボの激しい光とともに「Baby, I want you」へ。マイクスタンドの前で、踊る櫻井敦司。客も踊る。雰囲気はクラブのようなのだが、とりあえず十字架がまぶしい。
最後、客が「Baby, I want you」を逆光の中のステージに向かって繰り返す。最後、櫻井敦司が「Baby,」の後にいろいろ付け加えるのだが、個人的には大宮ソニックシティ公演の「Baby, I want you too!!」が一番好きだった。もしくは、最終日の「Baby, I want YOU」も良かった。
(ちなみに、横浜と横須賀では「ここは横浜(横須賀)〜」で、NHK初日は「NHK Baby!」)


BUCK-TICK:Tour 2009 memento mori(1)へ続く。
posted by YuKKo at 21:36| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

BUCK-TICK : 白タクってなぁに。

白タクとは、
自家用自動車を用いて無資格で違法に営業しているものである。この呼び方はナンバープレートの色が事業用車のそれに対して白地緑文字であることに由来する。
(参照:Wikipedia:日本のタクシー

音楽系のファンの中では、ライヴ終わった後に楽屋を出るところを待つ出待ちを超えて、楽屋を出たその先まだ追っかけたいと言うファンの足になるために営業している違法者を指します。
それを白タクって言うのは初めて知りましたが、お互いに常識的な行動ではないのもあり、トラブルも多発していると聞いております。
追っ掛けを餌に、女性に乱暴をしたりとか言う事件も実際に起きているとか。


今井寿のブログ「寿記-寿的超日常記-」で、髑髏ちゃん(ステージに居る髑髏)が、今井寿に変わってつぶやいているのです。
そこで、言ってしまいました、こんなことってこと。
所謂、常軌を逸した追っかけの方々について、髑髏ちゃんが言っちゃってます。

「せいぜい メンバーに顔を覚えられないよーに 気をつけることだな」
って、良い嫌みですね。でも、顔覚えているから、こういう事言うんでしょうね(笑)
ま、覚えたらあだ名つけますよね。って言う現実らしいです。
(追っ掛けの人に聞いた事があります)

私は今のところ、ステージと音楽以外には興味ないので、こんなリスクの高い事したくないので、残念ながら気持ちも分かりませんが。
地方に行って、メンバーに遭遇して、あわよくば…なんて妄想は未成年までにしてください。

そろそろ、メンバー側からアクションしないと歯止めが利かなくなって来てしまっていたのでしょうかね。
そんな事を思った今回のツアー。

別に機種依存文字とか、髑髏ちゃんって今井さんにはこんなにおしゃべりなの?とか突っ込みませんけど。

posted by YuKKo at 17:41| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

BUCK-TICK : 今井寿、ブログをこっそり始めてました

本当にこっそり始めていますね。
BUCK-TICKのギタリスト、今井寿のブログ。

寿記‐寿的超日常記‐ / OFFICIAL BLOG of IMAI HISASHI from BUCK-TICK
http://blog.buck-tick.com/blog/


本人曰く、もっと早く始める予定だったのだけれど、
今井家のパソコン(おそらくMac?)の調子が今ひとつで始められなかったとか。
現在1件の投稿しかないのは、今月発送予定の会報で発表するからでしょうか。
アドレス的に、今井寿以外はブログを始める気がないのでしょうね(笑)
ここで、blog.buck-tick.com/imaiとかなら他のも期待できましたけどね。
でも、ここでTwitterやらmixiやらMySpaceやらSNS的なのを始めないのは、バンドの方向性でしょうか。

頼まれれば悦んで管理しますのにね(頼まれてもない)

ま、魂を売ったわね!とか言われないと思うので、じゃんじゃん更新して欲しいですね。


ソースを見る限り手作り感満載なんですけど(XML読めないけど)
RSSとかレベルは、ちゃんと見える形にした方が良いのでは?多分、取得は出来るのでしょうけども。
とりあえず、トラックバックは禁止のようですね。
コメントは、どうするんでしょう?

温かい目で見守って行くこととしましょう。

posted by YuKKo at 18:20| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

Sparks 「This Town Ain't Big Enough For The Both Of Us(ディス・タウン)」

BUCK-TICK TOUR 2009 memento moriの開演前BGMで使われている曲がやっと分かりました。

Sparks「This Town Ain't Big Enough For The Both Of Us」です。




カバーでいろいろあるので、もしかしなくても有名な曲?

男声ファルセットをいろいろ聞いて、クラシックでは確実に無いことが分かっていたのですが、こっち方面だとは。クラウス・ノミは、決してずれてはいなかったと(笑)



でも、開演前に使われていたようなオーケストラ感は無いのですが、
ただ、思い込んでいただけなんでしょうか。試聴だけだと、普通にギターにしか聞こえないんですけどね。調べてみると、オーケストラヴァージョンもあるようです。ただ、試聴が見付かりません。

曲が分かっても、どれかが分からないと言う…調査結果でした。



Plagiarism

Plagiarism

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Unknown Label
  • メディア: CD



posted by YuKKo at 21:27| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

BUCK-TICK : スタイリスト 八木 智晴さんについて

八木智晴氏。

ある「畑」では超有名なスタイリスト。
何となく検索してみたら、オフィシャルサイトらしきものを発見。

COSMO'S
http://www.cosmos-costume.com/

…MENSの衣装は何となく見覚えが…

...犬はSAKAGUCHI KENさんのサイトで見たような…

女性のドレスのオートクチュールもしているらしく、値段もオートクチュールにしてはお手頃かしら。



posted by YuKKo at 20:38| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年04月26日

BUCK-TICK : Tour memento mori @ 長野(Memo)

長野が近いって言うと驚かれるのですが、長野は首都圏レベルだったら日帰りが出来る会場です。
会場周辺に何も無いのが痛いところですが、今回は雰囲気のいいカフェを見つけたので、次ぎに行くときは潰れていないと良いな。

長野は善光寺御開帳(7年に1度とか)で、大変盛り上がっている場所です。
せっかくなので、善光寺へ。
以前行ったのは、確か『十三階は月光』の時で、おそらく平日だったのでしょうね。
とてもガラガラだったので、そんな気分で行ったら大間違いでした。
凄い盛り上がりよう。
ご神体を見るにも40分やら1時間待ちとか、まるでTDR状態だったので、ある程度、建物を眺めて周辺のお寺を回って駅へ。
そして、後悔するのは言うまでも有りません。
だって、開場時間までどうやって時間をつぶそう!?

とりあえず、近くの図書館で心理学の本を読んだり(太陽の筒の話を)、公園を散策したりして時間をつぶしておりました。

前に来た長野公演はガラガラだったと記憶していて、今回も…と思っていたら、そんなことは全然なくて大盛況でした。
次は中ホールじゃなくて、大ホールを押さえた方が良いのでは?と思ったほど。
此処の大ホールも、綺麗な場所なんで楽しみですね。
中ホールは、1階が20列あるかないか位なんで、知っている人は席が悪くても近いことを知っている場所です。

まあ、中ホールなんで、ステージが低いんですよね。
おそらく立ってみるようなステージじゃないんでしょうね。
プロジェクターに前方の客が被ると言うトラブルも有りつつ。
高さは十分な感じがしましたが。
相変わらず、小さい会場向けじゃない演出でしたけど、楽しかったんで良いです。

ネタバレ↓

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posted by YuKKo at 21:50| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

BUCK-TICK : Tour mementi mori @ 栃木 (memo)

記録が遅れて、頼るのはTwitterの呟き(笑)
イベントの記録とかに使われている利便性がよくわかる今日この頃です。

久しぶりの宇都宮に行ってきました。
相変わらず駅から遠い会場ですが、たくさんたくさん楽しかったです。

4公演目ともなれば、ライヴとしてもまとまって来ている感じがします。
何より、櫻井敦司がはっちゃけておりました。

ヤガミトールが完全に見切れていて、ドラムが見えないのって寂しいとつくづく思いました。

ネタバレ↓

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posted by YuKKo at 21:21| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

BUCK-TICK : Tour memento mori @ 群馬 (Memo)

お帰りなさい公演な群馬音楽センター公演に行ってきました。
BUCK-TICKの故郷群馬と言うことで。
ツアーも3公演目と言うことで、此処から少しずつ東京から離れていきます。
目の前に26階?もある高崎市役所もあるような会場である群馬音楽センター。
桜も美しく咲き、風が吹くたびに美しく舞い散る素敵な環境でした。
市役所にある展望台から、高崎の町を見下ろす観音様を拝んでおきました。

群馬音楽センターは、1階席しかない会場で、かつステージが他の会場に比べてとても小さいのです。
ステージの幅と言うよりは、高さが無くておそらく奥行きも無い?
なので、小さいステージ用のセットになっておりました。
初めから小さいステージも意識したセットになっていれば良いのですけどね〜
今回のツアーでは、セットや映像やらは気にしないことにしました。
もう決意しました。それが出来たら初めからしているのですけどね!

やはり、地元と言うことですので、親族も来ているのでしょう、少しパフォーマンスは押さえ気味?




さて、ネタバレ。

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posted by YuKKo at 16:03| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

BUCK-TICK : Tour memento mori @ 千葉 (Memo)

7年ぶりとかじゃないでしょうか、千葉県文化会館に訪れたのは。
記憶が遠すぎて、総武線の各駅停車でビクビクしながら向かって着いた本千葉。
着いたは良いものの、何も無い。本当に何も無い。
県庁の近くは確かに何処でも何も無いけれど、此処まで無いのも。
ゆっくり出来るところを探していたら、会場着。
千葉城と言う初めて聞くお城のそばでは、地元民がお花見をしていると言う和やかな光景でした。
実際、ツアートラックを見るまで、本当に此処でライヴが行われるダなんて思いませんでした。

感想を軽く。
川口で心配していた部分については、ほぼ解消に近づいているのでしょうね。
しかし、今回はきっと取材も無かったのでしょうね。
ハッチャけてましたね。とても楽しかったです。
また櫻井敦司が肉離れしないか心配になってしまうほどでした。
途中、テンションについていけませんでしたけども。

さて、つらつらと思いつくままにネタバレ。

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posted by YuKKo at 19:41| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年04月04日

BUCK-TICK : Tour memento mori @ 川口リリア (Memo)

BUCK-TICKのツアーがついに開始しました。
川口リリアと言う個人的には懐かしい会場で、バンド的にもMona Lisa OVERDRIVEツアー以来かと記憶しております。

よくも悪くも、「初日だな」って言う感想につきます。
しかしながら、今回のアルバムのメンバーたちの挑戦がライヴで見てなお分かるものとなっております。
パフォーマンスに関しては満足ですが、演出に関してはどうかと(苦笑)
2階席だったので、セットとか気になって仕方が無かったんですよね。

これから、各地でパフォーマンスについては、進化していくと確信しております。

さて、ネタバレ↓

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2009年03月15日

BUCK-TICK : ARABAKI ROCK FEST出演決定

BUCK-TICKのARABAKI ROCK FESTへの出演が決定しました。
櫻井敦司がゲストで出たことはあったけれど、まさかバンドで参加するとは。
RISING SUN出演よりも驚きました。
(RISING SUNは、SOFT BALLETも出演していたため、特に驚かず)
4月25日ってツアー真っ最中ですよ。
でも、確かにツアー日程で不自然に開いているなとは思っていたのですが。

他のアーティストたちから考えると浮いているような気がするのは自分だけでしょうか。
なんか、音楽と人でよく見る名前が並んでいるような。

まあ、浮いているだなんて言ったらサマソニもそうなのだけど、外タレに囲まれているから麻痺しているだけで。


私は前後に小旅行があるので、宮城に言っている場合じゃないので行きません。行けません。


posted by YuKKo at 18:54| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年03月09日

BUCK-TICK : 『memento mori』終わりのない物語へ

15.HEAVEN

前提条件と言うか、順番でイメージって変わるものだとつくづく思った。
「天使は誰だ」がエンドロールだとしたら、これは予告編にでもなるのだろうか。
それならば、なんて良い予感のする予告編なんだろうか。

この曲の位置によって、アルバムの曲がループする。
つまり、終わりを意味するのだが、それはループする終わりと言うか、一回転が終わりだと言うことだ。
それは、最初の曲(「真っ赤な夜」)と共にシングルであったことも、原因となっているんだろう。

‘世界’は「狂いゆく」「腐りゆく」「生まれゆく」「かげりゆく」と歌うが、これらの流れがまさにループを思わせる。
輪廻転生的と言うよりは、サイクルのイメージに近い。


ずっと年上の人に言う言葉じゃないけど、櫻井敦司の色々な部分の成長が伝わってきます。


あんまりシングル曲は考えたくないので、こんなもんで。
posted by YuKKo at 07:45| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年03月02日

BUCK-TICK : 『memento mori』(10)

14.天使は誰だ

この位置に、あるべくしてある、と言うか、他の場所に置きようがないじゃない?、と思う。
エンドロールが流れるようで、一番の見せ所でも使えるような曲。

自分が、映像制作者であるなら、エンディングか劇中挿入歌に使いたくなる。
出来れば、アニメーションの方がいい。
それ以前に、このイメージで映像を作りたくなる。

とは言え、音は気味悪く作られていると思う。
取っ付きやすいメロディーなのに、ハーモニーが怖い。
不安なときには聞きたくない、ような。
逆に気持ちよくなりそうでもあるのだけど。
(しかし、気持ち悪いと気持ち良いが両極端なのに紙一重な感覚って、共有しやすい感覚だったりするのだろうか。私の周りには、両極端な紙一重がいっぱいあって、日常的な感覚だ。)

歌詞は、掘り下げるべきなのか、そうではないのかと相変わらず悩ませる今井寿の歌詞である。
近いものとして前作『天使のリボルバー』の「Mr.Darkness and Mrs.Moonlight」を思い出す。
キーワードや、アルバムの中での役割が似ているように思えるからだ。
しかし、一つ一つの言葉のインパクトが強い。
「細胞具ドリー:〜」を初めて聞いたときもそんな感覚だった、そう言えば。

ルシファーがサタンと同義だとか、ルシファーがヴァンパイアだったってオチの物語もあったとか、終末論的な世界だとか、
色々考えても、掴めない。
絵が浮かんでも、言葉が泳いでも、
色が分かっても、掴めない。

そう、天使は誰だ?

しかし、今井寿のルシファーはリンゴが好物。
ルシファー像が、サタンよかリューク(『Death Note』に登場する死神)になる…。
だから、ルシファーの率いたの群れは死神に見えてくる。
posted by YuKKo at 18:11| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

BUCK-TICK : 『memento mori』(9)

13.セレナーデ -愛しのアンブレラ-

既に記事を書いて、途中で放棄したので続きを掲載。

(過去記事)
BT:セレナーデ −愛しのアンブレラ−(1)
BT:セレナーデ −愛しのアンブレラ− (2)〜傘のイメージ



雨の一つ一つの形は、雫の形じゃなくて、お饅頭のような形だそうだ。
そう言えば、水滴が水面に落ちる時は、確かにそんな形だ、と納得した。

雨は太陽と同じ考え方をされる。
また、雨と太陽は対極なものとして考え方をされる。
雨と言われて、脅威と考える人もいれば、神から与えられた恵みだという人もいる。
太陽も同じで、脅威と考える人もいれば、神から与えられた恵みと考える人もいる。
「人」と言うよりは「地域」と言った方がいいのかもしれない。
砂漠近辺の雨が少ない地域では、雨は恵みであり、太陽は脅威だ。
雨が多く、水害の多い地域では、雨は脅威で、太陽は恵みである。

雨だけでも、色んなイメージがあるなんて言う当たり前の事を書き綴るのも面倒なので、さっさと本題に移る。

さて、この歌詞の雨のイメージはどんなものだろうか。
一番はじめに恋の例えとして、通り雨だと言う。
つまり、雨が過ぎた後は晴れるのだろう。
ここで、2つのイメージに分かれる。
雨、ここでは'通り雨'にポジティヴなイメージか、もしくはネガティヴなイメージかだ。

ずっと続かない短時間の雨のイメージが、この曲を別れの曲と思わせるのかもしれない。
この後、晴れるのは、そんな辛い思い出も無かったようになるから、なのだろうか。

しかし、通り雨を空の気紛れと考えたら、少し意味は変わってくるだろうか。
恋は幻で通り雨であったとしても、その先に何かあるのかも知れない。

聞き続けていくと、ラブソングに聞こえるのは、もちろんなのだが、
そう片付けると、よく分からない違和感が残る。

雨のイメージも、悲しい暗いイメージよりは、キラキラした七色のイメージに変わる。

「ノクターン」のように、昔から雨の時に現れる‘友達’のようにも思える。
だから、今井寿の雨のイメージは誘惑だったりした。

雨はいつか止む事を指し示してはいるのだが、ストレートな言葉を使っていない。
それよりも雨をポジティブに受けているから、まるで今を受け入れようと歌っているようだ。
見方を変えれば、雨音はセレナーデなのかもしれない。

主人公は、精神的にヒロインを守ろうとしているように受け止められる。
‘私が噛んで〜’のフレーズなんて、闇の中から助けてあげると歌っている。
きっと、結果的に、ヒロインを守ることで主人公も守られるのだろう。

そうか、この気持ち悪さは「優しさ」なのかもしれない。
posted by YuKKo at 16:44| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年02月28日

BUCK-TICK : 『memento mori』(8)

12.MOTEL 13

ギターキッズなら、思わずコピーしたくなるイントロだと思う。
ちょっとDeep Purpleが過ったが、ちゃんと聞いたら全然違った。
思わずコピーしたくなると言う点では共通?
でも、一昔前のロックンロールを思い出す一曲。

アルバムの中で一番イメージが湧きにくかった曲。
歌詞をじっくりちゃんと読んだなら、明確なイメージが湧いてくる。
聞くだけでは、ギターのイメージが強くて、歌詞が負ける。

歌詞の始めが「どしゃぶり」で、タイトルが「Motel」ならば、想像するのはホラー映画になるのは、私の単純な回路だけだろうか。
モーテルは、欧米では自動車旅行者用ホテルの意味だが、アジア諸国だとラブホテルを指す言葉になるらしい。
とりあえず、ここでは欧米諸国の意味だと思う。
日本人的には欧米諸国で言うモーテルのイメージの方が強いのでは???

夜中のドライブ中の突然の土砂降り、ワイパーを早く動かしても視界を確保できないほど。
そこで見えてくるモーテルのネオン。名前は「Motel 13」。
今夜はここで一晩明かそうと、モーテルに入っていく。

と、こんなシーンが浮かんで来たのだ。
最近見た映画だと「1408」でも、そんなシーンあったような。でも、雨が降っていたかまで覚えていない。

フラッシュバックは薬物か外的心傷か、どちらか分からないが、過去の記憶が呼び出される感覚と解釈しておこう。

お化け電球がちらつく、古いモーテルで主人公は眠れない。
そこで、笑う死神が見えたり、サキュバスの様な女性が現れる。
その死神が、その女性と同じ人物であり、死の象徴の様に描かれている。

これは夢なのか、しかし、主人公は夢だと思っていない。
だからといっても幻覚とも思っていないように思える。

死神の存在から、
このMotel 13で死を覚悟したようにすら思える主人公、
それでもなお、最後を楽しもうとしているのかもしれない。

死は望む形でやってくるのもなのか。
夢のように、彼は愛され最後を迎える。
それを「夢の様さ」と認めている。

本当に、彼が最後を迎えたのかは、歌詞からは読み取れないが。



posted by YuKKo at 16:20| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

BUCK-TICK : 『memento mori』(7)

11.Lullaby III

DSC00769.JPG

「Rendezvous」について、藤井麻輝(睡蓮)が今井寿に対し、「‘うる星やつら’って見てた?」と聞いた意味が分かったような気がする。
ちなみに、今井寿がこの質問に対して、「別に」と返答したが、藤井麻輝は「あの頃の音楽の雰囲気がこの曲にはある」と答えている。
そう、そんな雰囲気を思い出す。
勿論、「ラムのラブソング」と似ているなんて言わないが、雰囲気に共通しているものがある。
うまく表現できないのが歯がゆい。

聞くまでは、アルバム『十三階は月光』に収録されている「Lullaby II」(インストルメンタル)の続編となるのか、進化系になるのかと思っていたが、どちらも正解だったようだ。
ギターのメロディーや、効果音はIIと同じである所が、ファン心をくすぐる。
ベースで始まり、キーボードが絡んでくるあたりがジャズっぽさを感じた。
ギターが絡んでくるとまた違って見える。
歌が始まりとまた変わる、飽きない曲だと思う。

さて、歌詞は取っつきにくい。
用語がわかりにくいからだろう。
とりあえず、調べておいた。

ダム・ドラ(Dame Dora)…フランス語。ドラ夫人の意味。英語で言うなら‘Mrs.Dora’。

マダム(Ma dame)…女将さん。

ウイ・ムッシュ(Oui,Monsieur)…はい。日本語にはない…

ケ・セラ・セラ(Que sera sera)…「なるようになる」の意味。スペイン語。

アブサン(absinthe)…薬草系のリキュール。ニガヨモギ、アニス、ウイキョウ等で味付けされている。ニガヨモギに含まれる成分が幻覚や精神障害を引き起こすとされ、フランスで発売が禁止されたが、今は制限付きで解禁されている。アルコール度数は低いもので40%、高いもの89%を超えるものも。19世紀後半に芸術家に愛された魅惑的な一品。




Joker(ジョーカー)…英語でおどけ者の意。トランプの札の種類。また、ブラック・ジャックにおいてディーラーが有利になるよう仕向ける客に紛れたスタッフを指すこともあるとか。

13のぞろ目…16面位のサイコロ?と思ったが、6面サイコロの数を13が入れば出ると。

ペシミスト(Pessimist)…悲観主義者。厭世観を持った人。この世は悪と悲惨に満ちたものだという人生観を持っているとか。ネガティブな考えに傾いている人。(反義語:オプティミスト)

ニヒリスト(Nihilist)…虚無主義者。この世界、特に過去及び現在における人間の存在には意義、目的、理解できないような真理、本質的な価値はないと考える人。ニーチェの考えの方が好き。

メフィスト(Mephist)…メフィストフェレス。ドイツで悪魔として伝えられ、民間伝承に登場する。見えないところから、人間を悪徳へ導こうとする。メフィストフェレスが登場するドイツの民間伝承「ファウスト」は、ゲーテが長編戯曲として書いたことでも有名。メフィストフェレスは神とファウストを悪の道へ引きずり込めるかどうかの賭をする。

ルノワール…ピエール=オーギュスト・ルノワール。フランスの印象主義の画家。

Mr.J…『TABOO』に収録されている「J」で登場する男。切り裂きジャックではないかと言われている。切り裂きジャックなら、ダム・ドラの店は売春酒場になるのだろう。

シャガール…マルク・シャガールロシア出身のフランス画家。パリのオペラ座の天井画も担当。



何か一つの出来事を歌っているよりも、ダム・ドラの店で見る色んな人間模様を描いている様に思える。
一人の人物の目線で描かれる「Cabaret」とは大きく異なる点かも。

Jokerはインチキ賭博をし、
メフィスト(Joker?)はペシミストとニヒリストを歌い踊り(賭博?)に誘惑する。
Mr.Jは茜色に染まったナイフを持ち、まさに無法地帯。
サビでは、「Romance」を思わせる吸血鬼が登場するのか。
このヒロインも独特に描かれている。


不思議と、パーティーを終わる時に、朝が来たのかと思う。
posted by YuKKo at 20:49| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年02月24日

BUCK-TICK : 『memento mori』(6)

10.スズメバチ
一番、意外だった曲…いや、歌詞です。
今井寿がこんなダイレクトに書くんだと言う意外さです。
今までもなかったわけでもないのですが、古い曲だと「Do The 'I Love You'」とかあるんですけども、ここまでではなかったです。
人間の情事なんてスズメバチと同じじゃないか?と、耳元を飛ぶスズメバチの気配を感じながら主人公は思うのでしょうか。
そんな主人公の献身ぶりに悟り切って、開き直り切って居る雰囲気が今井寿っぽいかもしれません。


スズメバチの社会は、女王蜂を頂上にして底辺の長いピラミッド体系です。
底辺は働き蜂(雌)で、女王蜂と働き蜂の間にいるのが雄蜂の三層構造らしいです。
雄蜂は働くわけでもなく、ただ雄として生まれ死んでゆくだけの人生…いや、蜂の一生らしいです。
女王蜂と交尾するため、即ち子孫を残すためだけの役目を果たしたら、生涯を終えるとか。
ちなみに、受精卵は雌となり、未受精卵は雄となるらしいので、オスは遺伝的に免疫力が弱かったりするのでしょうか。
(参考:Wikipedia:スズメバチ

歌詞的には3つのブロックに分けると分かりやすくなりますかねぇ。
雄蜂の話、ある男の話、女王蜂(ある女)の話…の3つに自分の中では分けちゃってます。
最後のセリフが男性ってのも違和感ありますから。

posted by YuKKo at 20:16| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年02月23日

BUCK-TICK : 『memento mori』(5)

9.Jonathan Jet-Coaster
‘疾走感溢れるロックナンバー’なんて紹介されそうな曲です。ライヴでの体力消費が激しそうですね。
どうでも良いのですが、私の中での‘疾走感’は、高速道路を走るスポーツカーのようです。映像で一番近いのは「M・A・D」ですかね…疾走感のイメージ。流線型が踊り出す感じ…(語彙力の限界)
さて、主人公は死にそうなんでしょうか。死んだのでしょうか。両方なのでしょうか。主語の人格を語り手と二つに分けるとシックリくるんですけども、分けてよいものかとも悩むところです。
それよりも、ジョナサンって誰なんでしょうね…インターネットで色々調べてもサッパリでした。Century Boyも何となく聞き慣れちゃった言葉ですが、どんな意味なのかイマイチ分かりません。

まだまだ、探索が必要な曲です。
posted by YuKKo at 20:18| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年02月22日

BUCK-TICK : 『memento mori』(4)

DSC00433.JPG


8.memento mori
アルバムタイトルになっているこの曲。櫻井敦司に「今井さん、沖縄がこんなに好きだったんだ?」と思わせている一曲。
あまりにも印象の強い曲なのか、他のレビューを見ても沖縄の二文字があります。

琉球音階以上に櫻井敦司の歌い方が今までになく、驚きます。
出来るんだ?こんな歌い方。
しちゃうんだ?こんな歌い方。
って、思いました。
こんな年齢になったら、歌い手としても守りに入ると言ったら、言い方が悪いですけど、自分の見せ方を決めつけちゃう所があるように思います。
見事に天井を突き抜ける可能性がみえますね。

個人的には、アジア旅行が出来るオリエンタル・メロディーです。
イントロで見えるのはバリとか東南アジアのイメージです。先住民族(イメージ)で考えたりするとオセアニアも見えます。
夜に松明のたかれた大きな広場で、アジアな打楽器を手で叩いていて、ダンサーたちが待機しているようなイメージです。
始めの歌のメロディー(Aメロ)はタイとかインドな感じです。
とりあえず、人差し指と親指で、マルを作って見たくなります。
でも、日本の民謡でもこんな感じのあったような…。
歌い方ですか?

間奏では、相打ちの口笛と今井寿のコーラスのタイミングが琉球民謡っぽさですね。サビに入ると琉球音階(音階ド〜シのレとラが無い5音階)を使っている感じがします。東南アジアの音階も似ているらしいので、自然な流れなんでしょうね。メロディーで一番近いのは「島唄」(The Boomの曲の意)な気がします。琉球音階を内地(本島)の人がポップスに使うとそうなるだけなのかも知れませんが。逆に言えば、うちなーんちゅ(沖縄の人)だったらこんな形にはならなかったのかも知れません。沖縄の音楽シーンって、それこそチャンプルー文化なので一概には言えませんね。ところで、沖縄の伝統芸能であるエイサーは、踊り念仏にルーツがあるとか。この曲も踊り念仏っぽく盛り上がって欲しいと、密かに思っています。


posted by YuKKo at 21:08| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする

2009年02月21日

BUCK-TICK : 『memento mori』(3)

6.Coyote
コヨーテとは狼に似た、良い顔をした犬科の絶滅が危惧されている動物の名前です。
イメージするは、南米なのは何故だろうと思ったら、北アメリカに生息しているそうですよ。
でも、一緒に人間を描くとしたら、インディアン系の人を描きます。
実際、北アメリカのインディアンの部族はコヨーテをトリックスターの神として崇めていたそうです。
そう言えば、ENDSでも同じタイトルの曲がありますが、イメージは違いますね。でも、遠藤遼一が歌っても違和感なさそうです。

ツインのアコースティックギターを使っている曲としては、3曲目でしょうか。
アンプラグド・ライヴを開催したら、この曲が映えそうですね。

この前のプレミアムライヴでは終始、手拍子が起こってました。終始手拍子と言うのは今までなかった新しい動きですね。
「Silent Night」の様に、「座って聞いて下さい」と言われてもおかしくないかもしれません。

歌詞については思うことがたくさんですので今は、とても書けません。


7.Message
実は最も意外性を持った曲なのかも知れない一曲ですね。
子供に向けて歌っているように思える優しい歌詞なので、実生活で関連があるのか気になってしまう所ですが、飼い猫にも置き換えることも出来るところが恐ろしいところ。
櫻井敦司のソロの「猫」にも通じる所もあります。

アコースティックギターにピアノから始まるとなると、ライヴでもピアノを置いて欲しいですね。

こちらも歌詞について思うことがたくさんですので、とても書けません。

posted by YuKKo at 19:50| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする
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