2012年08月21日

8/18 Summer Sonic 2012

Summer Sonic 2年ぶりの参加でした。
予定が詰まり過ぎていて、あまり出会いはなかったけれど、良い音楽がたくさん聞けた良い経験でした。
さて、感想を殴り書きでまとめ。



●10:00 YOHIO (レインボーステージ)


 スウェーデンのヴィジュアル系バンド?SeremedyのギタリストYOHIOの日本でのソロプロジェクトがレインボーステージのオープニングアクト。容姿についてはビデオを見ていただいた方が早いので。サポートメンバーは日本のバンドDuelJewelのメンバー。

 ハッキリ言って音も酷かった(音響の問題)し、曲を知らないけど明らかに歌詞もすっ飛ばしているし、完全にV系の煽りだし…って感じではあったのだけど、歌も上手だし、ギターも上手だし、何より可愛いし。完全にメロディもYOHIOの動きも日本のV系の影響を受けていたと言うより、そういう方向にもっていきたかったんだろうなと言う大人が見えるほどだったのだけど、これからに期待したいと思わせるステージだった。何より可愛いし。DuelJewelのメンバーは初めて見たのですが、上手ギターのShunがLM.Cのアイジに動きも弾き方も似ていて、Pierrotを聴いていた私としては、面白くて仕方がなかった。似すぎていて。ある意味、一番の収穫かもしれないww




●11:00 Aroma Sonic (幕張メッセ)
アロママッサージを行っているブースに毎回行って、凝りを取ってもらう。




●13:15 Lostprophets サイン会覗き見
荷物やら予算やら品揃えやらの問題でサイン会には参加できなかったので、サイン会会場を覗き見。




●14:55 Lostprophets (マリンステージ)


 PUNK SPRING 2010で来日公演以来の来日。今回は新作『WEAPONS』を引っ提げての登場。
 黒尽めのIanが登場するころ、太陽は雲から顔を出し、強烈な日差しの中シングル「Bring 'Em Down」からスタート。古い曲から新しい曲まで、シングル曲を中心に演奏。すると、途中から雨がポツポツポツと。そんなのはお構いなしに盛り上がって行く。晴れも曇りも雨も味わったオープンエアーらしいステージとなった。ショウが終わるころには雨がやんでいたのだけど。個人的にはLostprophetsを初めて見て聞いたのもサマソニのマリンステージだったから、感慨深いものがある。

セットリストは Bring 'Em Down / To Hell We Ride / Can't Catch Tomorrow (Good Shoes Won't Save You This Time) / A Town Called Hypocrisy / Where We Belong / Last Summer / Rooftops (A Liberation Broadcast) / We Bring an Arsenal / Shinobi vs. Dragon Ninja / Last Train Home / Burn, Burn




●17:05 Gotye(ソニックステージ)


 Gotyeはベルギー生まれオーストラリア育ちのシンガー。
 開演後、センターを見ているが、GotyeことWouter De Backerの姿は見えない。もう演奏始まっちゃっているよ?って思っていたら、下手(客席から見て左)の後方でデジタルパーカッション?叩いているし。これはもしやどの楽器も演奏してしまう職人シンガーか?と思って見守っていると、ドラムも叩くし(ドラム担当もいるため、ツインドラムと言う贅沢)、プログラムを起動させるし、トライアングルも鳴らすし、もちろん歌も歌うし。サポートメンバーの演奏技術が高いのは言うまでもないが、ギタリストはコーラスまでこなすし、その唄がとても上手いし。何、この贅沢なバンド…って言う感想だった。CDで聴いているのとは全然違うから、CDを気に入っている人にはライヴに来てほしい。映像も演奏も素晴らしいし、客の心の持って行き方も素晴らしい。

 「声が低くなりま〜す」と言って、ボイスチェンジャーを使って「State Of The Art」を歌ったり。そこは打ち込みじゃないのか?と思った。CDの再現としても最高で、ライブとしても最高だった。
 「Somebody That I Used To Know」では、「とても悲しいです、Kimbraさんがいなくて。だからみんなで唄ってください」と無茶ぶりかと思ったが、観客がしっかり歌えていて、とても美しい曲になりましたとさ。
 「また近いうちに来日するよ」と言ってくれて「多分、来年!」と具体的な時期を教えてくれるところも優しい。

 Gotyeは日本語が堪能なのも有名な話で、MCはほとんど日本語。私の後ろで、日本人が英語圏の人にMCを英訳しているのが聞こえて面白かった。ある人なんて「あいつ日本人だよ」とかジョークを言っていたりして。




●17:55 Begin(ビーチステージ)
 沖縄の石垣島出身の1989年結成、1990年デビューのバンド。私が身内に沖縄出身者がいるので、家でよく流れているのだけど、ライヴは初めて見た。でも、Gotyeを見てから行ったから、到着したのは18:30で、「国道508号線」からだった。この曲について、ヴォーカルの比嘉栄昇「意味分かる?」と客に訊いて解説してくれたんだけど、ガムがうんたらかんたら…って不思議な歌詞みたい。その時に、客から「三線の花やって〜」と言われたらしく「今日やる曲に入っていないから!」と一蹴していたんだけど、その後にブラジルから来た日系の人たち?だと言うことが分かり、「じゃあ、他の曲まいて行くから、リクエスト応えるね」って。素晴らしいわ、このバンド。

 コンセプトのある曲と、そうでない曲がハッキリしている印象。メッセージ性の強い曲については、歌詞や情景が入って来る。ちょっと、情報が確定できないから詳しく書けないんだけど。帽子の話と船旅の話ね。その後に「じゃあ、島唄」と言うことで「おじー自慢のオリオンビール」「竹富島で会いましょう」「オバー自慢の爆弾鍋」と披露。「カチャーシー踊ろうか」と言ってレクチャーも受け、千葉の砂浜で海の音とBEGINの音でカチャーシーって贅沢だ。

 そして、「三線の花」「島人ぬ宝」「涙そうそう」。私は沖縄に何度も行っているし、現地の家で過ごしたことがあるから、情景が本当に浮かぶ。もう、うるうるうるうると、目に涙が溜まって行ってしまう。
その後いろいろ考えさせられた。民謡とは何かとか、メッセージとは何かとか、本当に伝えたい時どうすればいいのかとか。上には晴れた空に一番星が、横には香りの違う海が、足元には砂浜が。贅沢だ。




●プロジェクションマッピング
 睡蓮のDVD「月白」に収録されている flow in her veins 2.5D も担当したASHURASCOPEが担当していることもあり、目的地とは反対方向だけど見に。Twitterで睡蓮っぽい世界観もやる予定と聞いていたので、見に行ったらちょうど、そんな感じの世界観。マリンステージからシーサイドビレッジ方面へ向かうゲートがプロジェクションマッピングの映像が映し出されていたのだが、どうも立ち止まって見る雰囲気じゃないww がめげずにしばし鑑賞。音と映像がマッチしていて、それでいて少し暗い感じが自分好みだった。帰ろうとしたら睡蓮の「Spine」の1音目の様なピアノ音が響き、思わず反応。音も全体的に藤井麻輝を思い出すような音で、お手伝いしているわけじゃないよね?って思いながら、未練たらたらで移動。
 贅沢を言えば、野外より室内で、かつ、立ち止まって見られたらもっと嬉しかったかな。野外で、十分暗かったんだけど、隣にあったポカリスエットブースの明かりとかがとても邪魔に感じたし。ゲートはゲートで、室内は室内でって言うのが理想かもね…贅沢だけど。
 最近はテレビで完成度の低いプロジェクションマッピングを見てしまうことあったが(それって、ただプロジェクターで建物に投影しているだけじゃない?って言いたくないようなのとか)、遊び心もクオリティも高いプロジェクションマッピングが見られて良かった。




●20:20 Sigur Rós(マウンテンステージ)
 ステージのAdam Lambertを踊りながら通り過ぎ、マウンテンステージへ。会場の半分以上を人が埋め尽くし、熱気で暑い。結局30分程度押したんだと思う。何とも言えない雰囲気だった。
 いざ、ステージが暗くなり、メンバーが出てくるとものすごい歓声。これからロックショーが始まるんじゃないかってくらいの雰囲気だった。それでも、Sigur Rósは期待通り、いや、期待以上の世界観を見せてくれて、もう、言葉に出来ない。言葉にしてはいけないのではないかと思うくらいのパフォーマンスだった。
 モッシュも起きないし、クラウド・サーフィングも起きない。ほとんどの人は傍らから見たら突っ立っているだけだろう。でも、それで十分なのだ。だって、人間の体の中にはリズムがある。呼吸、鼓動、筋肉、瞬き…それと音が同期して行く感覚、同じ感覚を覚えたことがある。それがヴォーカリストJónsiのライヴだった。Jónsiのライヴよりも…なんて言えばいいのか分からない。心臓の音に近いとでも言えばいいのだろうか…わたしは、いつしかこの感覚を説明できる日は来るのだろうか…。音が降って来る、音が舞うとか、そんな言葉しか思いつかない。語彙のなさに苛立ちすら覚えてしまう。
 しかし、Sigur Rósのステージはフェスには向かないかもなと思った。ただの私の理想の話なのだが。本当に好きな人たちが音の良いホールに集まって見て、聴きたいパフォーマンスなのだ。お祭り好きの人が写真をバシャバシャ撮ったり、友達との再会にわーキャー言って欲しくはないのだ。ならば、CDで聴きなさいなと言われるかもしれないが、彼らはCDとパフォーマンスは違う。別にCDの再現をしているわけでないのだろう。ただ、その曲を演奏しているだけなのだろう。でも、贅沢は言っていられない。私は彼らのステージを見て聞くことができて、幸せなのだから。





 今年はアイドルとか韓国人とかで大変だったみたいだが、巻き込まれることなく、マイペースで楽しめた良いフェスだった。天気もLostprophets以外は濡れることも日に焼けることも日射病や熱中症になることもなく、健康的に過ごせてよかった。
posted by YuKKo at 11:43| Festival | 更新情報をチェックする
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