2010年09月12日

Tokio Hotel『Humanoid』




2001年にドイツ マクデブルクで結成された4人組のロックバンド。ヴォーカルのBill KaulitzとTom Kaulitzは双子の兄弟だとか。ドイツではアイドル的存在で、ヨーロッパを中心に活動。また、イギリスやアメリカでも高い人気を誇る。メンバーは1987年から1989年生まれ。デビュー当時のドイツでは、このようなヴィジュアル系的存在のバンドが居なかったことから、ティーンを中心に人気が爆発。社会現象にもなったらしい。日本ではファーストアルバム『Schrei』(意味は「叫び」だが、日本盤タイトルは、「トキオ・ホテル」と、相変わらずやってしまったと言う感じ。)のみ発売している。

Tokio Hotelの意味は東京ホテルである。ドイツ語では「きょう」を「kio」と発音するらしい。京都も「Kioto」である。だからと言って、東京と何か関係もある訳なく、ただ響きがカッコいいからと言う理由でつけたと言う。そう言う感覚を信じてしまう辺り、良い感覚を持っていると思う。ちなみに、来日公演は未だになし。こういうバンドをV-Rock Fesとかに呼んでくれるならクールなフェスなのにな。

『Humanoid』は彼らの3作目となる作品で、ドイツ語ヴァージョンと英語ヴァージョンが発売している。アメリカ進出を考え、このような戦略になったのであろうと思うし、かつてドイツのロックは英語で作ることも多かったらしいから、自然な流れでもあるのだろうと思うのだが、バンドの気持ちを考えると複雑である。アメリカのファンも増やしたいし、ドイツのファンもつなぎ止めておきたいと言うところだろうか。もう少し頑張れば、彼らがやりたい音楽を出来るとも思うので、頑張って欲しいと思う限りだ。ただ、レコード会社のやり方は、どうかと思う。

さて、私はドイツ語ヴァージョンを購入して、YouTube等で大量にある英語のビデオを見たが、やはりドイツ語の方が好きだ。ドイツ語は文法の制限があるが、韻も踏めるし、単語にメロディをつけられる点が良い。1つの単語が長く思われがちだが、複数の単語がくっついて一つの単語になっているため、一つの単語を区切って言うことが出来、それぞれにメロディを乗せることが出来る。

アメリカ進出を視野に入れた作品であるため、とても聞きやすい。初めて聞くには無難な作品だろう。それを批判するAmazonのレビュも読んだが、他の作品を聞いていない自分としては「聞きやすい」。好感を持ったのが、ヴォーカルの押し付けがましさのなさ。若いバンドでヴィジュアルにこだわっているバンドだと、妙に歌い方に下手な癖を付けたがるのだが、曲によって歌い方を変えている。ある意味、歌に素直と言えるのかもしれないし、ある意味、自分の歌い方がない。後者は決して否定している訳でなく、むしろ褒めている。日本のバンドは、妙な歌い方をアイデンティティと勘違いしているバンドが多すぎて反吐が出そうになるからだ。そう言う意味で、好感を持てた。

何度も言うが、アメリカ進出している訳で、おかげでビデオも多くある。ドイツのバンドはビデオが少なくて泣きたくなるのだが、お金のかかった英語ヴァージョンのビデオがたくさんあってありがたい。ドイツ語のタイトルのビデオは著作権保護で日本では見られないのは残念すぎる。

英語だが、アルバムに収録されている曲はこれ。ちょっと、髪型がBoφwy時代の氷室京介を思い出させるw


アルバム発売ツアーのライヴ映像を使ったと思われるビデオ。もう観客の声が「キャー!」だ。





アルバムに収録されていないが、一番好きなのはこれ。Bill Kaulitzが美しすぎる。




1stアルバム、2ndアルバムも聴いてみたい!

posted by YuKKo at 18:21| Deutschland | 更新情報をチェックする
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