☆ M I K A ☆
【会場】
東京 新木場Studio Coast
(キャパ : 2,500)
スタジオと言うよりはクラブで、聞いた話によると、夜中になるとStudio CoastはageHaに変わるらしい。名前が。天井には巨大なミラーボールに吊り下げられた大きなスピーカー、床は木。ステージ後方はバルコニーみたいな段差がある。客席の左右の後方にある楽屋にも見える綺麗な部屋は喫煙室らしい。聞いた話だと、楽屋も赤い壁でシャンデリアがあるような楽屋らしい。
【金額】
¥6,700 + ドリンク代
【客層】
10代中盤から40代くらい。
メインは10代後半から30代前半に見えた。
一番多そうだったのは20代前半。
みんな裏声で歌うから吃驚。
カメラは、まぁ目をつぶるとして、
曲中に喋るのは辞めて欲しい。
【ノリ】
意外に、縦。
曲調で静かに聴いたり、横に揺れたり。
【サポートメンバー】
ギター(エレキ、アコースティック)
ベース(ギター、アップライト?)
キーボード
ドラムス(女性)
コーラス(女性。日本人とのハーフだそう)
【ゲスト】
Big Girl×3
ポットのマリオネット
巨大なポット(着ぐるみ)
男のマリオネット
MIKA仕様のお面
宇多田ヒカル
【衣装】
宇宙服
↓
白いボトムスに上半身裸
↓
白いシャツに白いボトムス、太めの黒と白のストライプジャケット(ジャケットは客席に投げられた)
【メイク】
サポートメンバー全員が、ネイティヴアメリカン的なフェイスペイント。しかも蛍光塗料だったらしい。
MIKAは右目の周りにスパンコール的なのを。説明出来ないので、写真を見て。
【セットリスト】
ファーストとセカンドから満遍なく。
【MC】分かる人向け
(以下日本語)
「日本語がヘタでゴメンナサイ」
「問題がアリマス」
「ロンドンでオペラを学んでました」
「名前変えました」
「歌いたいですかー?」
「ここから半分!」
「コッチ!」
「大阪のミカコに捧げます」?
「忘れた」
「初めてだから」(カンペを見る的な)
「ウタダ ヒカルさんでーす」
「くさい?」
(もっと喋っていた気がするが、なんか英語で喋ったのと記憶が混同してる)
【セット】
ステージは、ポップアート的にドット(円形でシルバーの板と思われる)がランダムに吊り下げられている。友達が言っていた、月(三日月)の形もあるからスペーシー?と言う予想が当たる。ステージ後方面にはLEDがあったため、映像を映し出すのだろう、という話をしていた。スペーシーは「Happy Ending」のPVを思い出して、LEDは「Love Today」のPVを思い出していた。いろんな人が写真を撮っていたから、そちらをご参考あれ。
セットのLEDは、曲に合わせたイメージを映し出していた。客席の前方にいたのもあって、映像どころじゃなかったのかもしれないが、どの曲とどの映像が結ばれているのかが、よく思い出せない。
客席から見るとドットに見えた(天井からランダムに大小の円形のマットな質感の金属?)セットは、やはり惑星的に使用された。おそらく、こちらにも蛍光塗料が塗られていたんだと思うのですが、そんなことを分析する余裕もなかった。
【演出】
白い紙吹雪、カラフルな紙吹雪、白い風船
【オープニング】
70年代、60年代って設定だったのか。サポートメンバーがステージ前方で背中を向けて座って、まるでリビングでテレビをみて和気あいあいとしているような。マイクスタンドかと思われた漏斗のような頭をしたスタンドに電気を付けたり、本を読んだり。
そして、ニュースのような映像に切り替わり、スペースシャトルが飛び立つ映像が流れ、離陸成功に盛り上がる。その後、深刻そうなニュースキャスターがスペースシャトルが飛行中に爆発したようなことを言ったっぽくステージにいたメンバーも絶望している様子。
LEDは星が輝く光景を映し出す。
そして、ステージ後方が高くなっていたのだが、高いステージの上手から何やら白い物体が重い足取りで…宇宙服姿のMIKAが登場!客席はパニック状態を感じる程に熱狂。爆発して助かった宇宙飛行士って設定なのか、それとも爆発して、どこか知らない星にたどり着いちゃった設定なのか、イマイチ掴めなかったが、酸素があることに気が付いてヘルメットついでに宇宙服も脱いで、上半身裸!熱かった客席が更に熱く、それこそ未確認生物を見たような視線の集まり。
MIKAは、そのまま下手のステージ袖へ。バンドとコーラスが配置されたステージで、デビューシングルである「Relax」が始まる。MIKAはいないまま、イントロとコーラス。そして、再び、白いシャツにストライプジャケットのMIKAが登場。まさかの縦ノリで、客席はひっちゃかめっちゃかになりながらも、曲にしがみつくように動き続ける。
と、ここらへんまで記憶はハッキリしているのだが、その後はぐっちゃぐちゃで整理がつかない。思い出すまま書いていく。MIKAが、あんなことやこんなことをやったなんてことは、YouTubeにアップされているような気もするし、カメラも入っていたから、あんまり書かない。きっと、もっと冷静だった人が観察していてブログに書いているはず。
【感想】
MIKAの一夜限りの東京公演を見るべく、新木場Studio Coastに行ってきた。暗くなってから晴れたようで、十日余の月が綺麗だった。海の向こうの葛西臨海公園の観覧車のイルミネーションも色鮮やかに海を照らしていた。
会場の柱には、最新作のデラックスエディションの予約特典で握手会があるとチラシが貼ってあった。そんなレコード会社に踊らされなかったことに後悔したのは言うまでもない。終わった後に、思い出すほどに夢中になってしまう。気がついたら、指でリズムを刻んでいた。
CD以上のものをライブに求めてはならないと言う人もいる。仮に、そうならば、私はライブなんて行かない。でも、ライブに行くのは、CD以上の価値があるからだ。それが経験によって消費されるもので、あとに残らなくても良い。あとに残るもの以上に価値があるものだから。
MIKAのライヴは、CDでは味わえない。ライヴDVDでも、きっと分からない。ここに居なければ味わえない瞬間だった。演奏や歌が素晴らしいのはもちろん、衣装やメイク、セット、ダンス、ライティング、映像、そして客がエンターテインメントを作り出していた。
MIKAは客を喜ばせるの巧い。それは、ステージを作り上げたスタッフにも言えるのだろう。何故なら、ステージが客からどう見えるかを考えられた演出だったから。演出の作り方が客目線だった。誰かさんに爪の垢を煎じて飲ませたい。そのお陰か、ステージと客席の間に壁を感じたことはなかった。MIKAもステージと自分がどう見えるかを考えているのではなかろうか。何よりも素晴らしいのは、MIKAはそんな自分も楽しんでいるように見えたことだ。エンターテイナーは、客を楽しませる前に自信が楽しまなければ、客を楽しませることは出来ない。
今までヴォーカリストに対して、音を纏っているように感じることはあったが、それとは違う印象を受けた。何というか、体が音に混ざっていると言うか。溶けているとまではいかなが、水に浮いた水銀みたいな……微妙だな。何だろ。
MIKA「今年、最後のショー」に東京であったことは嬉しい限り。何故か「明日がある♪」と歌い始めたMIKAは歌詞がハッキリしなかったらしく、観客が大合唱。あまりない出来事だからMIKAも笑いながら驚く。こっちも歌詞がハッキリしなかったよ。
面白かったのは、上手で英語で喋って、下手で日本語に訳すって言う作業を繰り返していたとき。「ロンドンでオペラの勉強をしていたんだ」と言う英語の後、「ロンドンで、オペラ、勉強してました」。「MICAと言う名前で、ピアニストとして活動していたんだけど、マイカとか読み間違えられて、ムカつくから名前を変えたんだ」みたいな英語の後に「名前、変えました」って、超要約!でも、要点は掴めてる。「Happy Ending」の前かな。
本当に楽しかった。あの2時間くらいは、本当にキラキラしていた。今までも、MIKAは好きだったけど、本当にファンになった。こんな近くで観られる機会が将来ないかもしれないと言う不安はあるけれど、それも納得してしまう。本当に、アーティストだった。
宇多田ヒカルが本当に来るとは思ってもいなくて、嬉しいよりも驚きの方が強かった。彼女の声の良さは天性のものだろう、そして素晴らしい環境が彼女の音を作っている。そんな事をこの前友達に話していたんだけど。彼女の声を一度生で聴きたいけれど、チケットを買うまで好きでもないし取れないだろうなーと思っていたら聴けちゃったと言う棚から牡丹餅でした。
最後に、
MIKAを聞くキッカケを作って頂いたブログ、ORGANIC STONEさんに感謝!
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