2009年09月17日

BUCK-TICK : memento mori -Rebirth- at AKASAKA BRITZ (Day 1)

BUCK-TICKのアルバム『memento mori』を引っさげたスタンディング・ツアー、2公演目。

赤坂BLITZは2月に行われたプレミアム・ライヴの会場で、
今回の関東の会場では一番狭い会場であった。
チケットはソールドアウト、もちろん当日券も無い。
平日にも関わらず、早くからファンが集まり始め、
グッズの先行販売に長い列を作っていた。

さて、ライヴの話。

オプニングは、照明だけを使った演出。
音楽はアフリカンなリズムを感じるが、オリエンタル要素もある。
一言でまとめると南半球だと思っていたが。

かくかくしかじかで、色々良く見えたので書いておく。

櫻井敦司は燕尾の黒いジャケット、裏地には赤でラインが引かれていて、少しサイバーとかそっち系のにおいを残しつつ、ボタンが花だったので、やはりゴスを感じつつ、その衣装で「降臨」を歌われても何も思わないように思わせるのは中に着ているワインレッドのシャツのせいか、それともジャケットから見える麗しいワインレッドのレースの袖のせいなのか。エナメルの靴が輝いていて、アニマル革に思わせたキラキラのベルト、ナイロン系の質感でありながら、伸縮性の効いたマットな黒いパンツに、エナメル的に輝く腰から足下にかけて引かれたライン。少しジャージーっぽいと思ったが、燕尾のジャケットと合わせると、凄く合う。この伸縮性が身体にマッチしていて、彼の動きを更に際立たせる。なにより、観ていて辛そうじゃ無いパンツだ(革だと辛そうに見える)。2曲目くらいで、ジャケットは脱いでしまったが、袖は相変わらずの花柄のシースルー。「Lulluby III」ではハットとゴージャスなマラボー(普通のマラボーに、両肩にかけて大きな羽が足してある)を巻いた姿は麗しく。やはり、半袖にマラボーが駄目なんだろうな。

今井寿はストライプのジャケットの上下。実は、凄く高いのだろうなと思いながら見つめる。ネックレスは髑髏のチャームが付いたシンプルなであるが、衣装にマッチしている。靴は、蛇革を効かせたものだとおもったけど、思い出せない。初めて、指先に注目したら、爪がとても綺麗でほれぼれ。あまりの綺麗さに、きちんとしたお手入れ、もしくはマニキュアを施していらっしゃるのかと思うほど。

星野英彦は残念ながら観ておりません(身体を守る事に必死だったため)

樋口豊は、上下黒のジャケットとパンツ。どうしてだろう、近くに来ると衣装を観ないで顔を見てしまうのは。

ヤガミトールは、いつもの衣装っぽいのに金色が施されていた。履いていたブーツが細かく装飾されていて、キラキラしていた。

本編のセットリストは横浜公演と変わらず。
メンバーを満遍なく観ていた方だが、楽器陣は何を報告したら良いかが分からないため、報告しやすい櫻井敦司を中心に書く(一応、主語も書く)。ホールツアーよりも動きが細かい気がするのは気のせいか。

「Coyote」では、ドラムのリズムに合わせて櫻井敦司はセンターで階段を上るようにする。階段を上った時に足の動きに集中すると分かるのむ意識的な動きを巧く再現していたように見えた。照明の仕方的に、メンバーの顔がよく見えない一曲。

「勝手にしやがれ」では、櫻井敦司は客席によく手を伸ばしてサービス。「♪触れてみな 熱いだろう アタイのハートさ」のフレーズでは、胸を触らせようとするように、客席に突き出す(触らせてはくれない)。「♪大好きさ 本当さ 真っ赤な嘘さ」の、「大好き」あたりは優しい顔をしているが、「真っ赤な嘘」の時は悪魔の顔に見えた。

「Lulluby III」では、ゴージャスなマラボーを振り乱しながら、歌詞の世界を再現。照明も良かった。
始まる前の、今井寿のギターをバックに「髑髏ちゃん、どこに行っちまったんだい」と嘆いた櫻井敦司。
きっと、今回のロゴになったんだよ、と思った。

「Motel 13」では、相変わらず櫻井敦司はフットモニターに股がる。そりゃ、モニターも濡れる(櫻井敦司がぶちまけた水の所為)。

「Limbo」では、蛍光のタンバリンが登場。木のタンバリンもステージに合ったような気がするのだけど、フェイク?櫻井敦司は歌以外の場所ではタンバリンに専念。ドラムを観ながらリズムを合わせている様に、何か一生懸命さを感じてしまう。多分、いつもならば動きまくっている曲だからおとなしく見えたのかも。でも、パフォーマンス的にも、暗闇で黄色く光るタンバリンも色が合って綺麗だった。

「Buster」は何かが櫻井敦司に降りて来た。私の頭の中では今も降りている。本編で一番カッコ良かった曲。1回目のサビが終わって、感想に入った時に、足を両肩くらいに伸ばして、両腕でステージの床を必死に掻く櫻井敦司。新しいダイエット方法かと思っていたり、一体何をしているんだろうと思っている客。そして、歌が「♪穴を掘ってるのはDIGGER」。その瞬間、客席が「ああ!穴を掘ってるんだ!」と思った瞬間、妙な一体感に包まれた。その後も歌詞が穴を掘り続けるのとともに、穴を掘りまくる櫻井敦司。しゃがんでも掘って掘って掘って、友達に話だと、最後は穴の中に入ってしまったらしい。最後のサビは普通に上手にきて、確か赤いスポットライトを浴びて歌う姿は、もはや降りた後のように思えるくらい、この世を忘れるほどのかっこよさだった。

どのタイミングか忘れたが、「あともう少しだ!頑張れ!!」と櫻井敦司が客を応援。うん、頑張る(笑)

本編終了で、メンバーが去る時に樋口豊が客席に向かってピックを投げたら、スタッフの男性の頭に直撃。言うまでもなく、男性は驚くは、ファンからそのピックをくれ!!と凄い懇願されるはで、心拍数が上がったのではないだろうか。彼の悲劇はまだ続く。アンコールで再登場した樋口豊は、スタッフの男性にピックが当たった事を申し訳なく思ったのか、スタッフの男性の頭を撫でる。しかし、ステージを観ていない彼は、急に人の手が頭を触る者だから、驚く。観客は大爆笑やら拍手やらで、もはや忘れられないライヴになったであろうに。

アンコールは「地下室のメロディ」「極東より愛を込めて」

2回目のアンコールは「DIABOLO」!! 一部のファンの方はイントロが同じ「Alice in Wonder Underground」だと思っていたようで、歌詞が始まった時に歓声が起こった。そりゃ、「Alice〜」じゃ、マラボーもハットもしない。私にとっては待ちわびていた曲であったため、本当に嬉しかった。曲を演奏する、しないで一喜一憂するタイプではないが、これは本当に嬉しかった。調べてみたら、2007年B-T Fes On Parade以来となるらしいので、2年ぶりだ。櫻井敦司が見せたパフォーマンスは、ツアー「13th Fllor With Moonshine」以上に、彼の物になっていた「Diabolo」に見えた。今回の衣装にも、とても合っている。ゆったりとした気味の悪さから、最後のリズムの効いたフィナーレに行くまでの格好良さと言ったら、ライヴは数でしか味わえない音の波と言ったら。何度味わっても飽きない。

そして、シングル曲「GALAXY」「HEAVEN」を演奏し、今井寿の異空間ソロを経て、終了。

posted by YuKKo at 15:28| BUCK-TICK | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。